グレーゾーンの特性

「グレーゾーン」ってなに?

グレーゾーンとは、
発達障害(ASD・ADHD・LDなど)の診断がつくほどではないけれど、特性や困りごとが見られる子どもたちを指します。

つまり、「診断はないけれど、ちょっと困りごとがある」状態です。

うちの子もこのグレーゾーンに当てはまる子どもです。


グレーゾーンの子に多く見られる特性

例えば、こんな特徴が見られることがあります。

  • コミュニケーションがちょっと苦手
     → 友達との会話が続かない、気持ちのズレが生まれやすい
  • 感覚が敏感または鈍い
     → 大きな音が怖かったり、痛みに気づきにくかったりする
  • こだわりが強い
     → 順番ややり方に強くこだわることがある
  • 集中力にムラがある
     → 夢中になれることもあるけど、すぐ飽きることもある
  • 学習面でつまずくことがある
     → 読み書きや計算など、特定の分野で苦手を感じることも

でも、これらは決して「ダメなこと」じゃありません。


実は「強み」もたくさんある

グレーゾーンの子どもたちは、

  • 好きなことへの集中力がすごかったり
  • ものすごくやさしい気持ちを持っていたり
  • ほかの子とは違った面白い視点を持っていたり

そんなキラリと光る才能を持っていることがとても多いんです。


グレーゾーンの子に必要なサポート

私が自分の子と一緒に過ごしてきて感じた、大切な支援ポイントはこの4つです。

① わかりやすく伝える

言葉だけじゃなく、絵や表を使ったり、やることを一つずつ伝えたりすると理解がグンと進みます。

② 小さな「できた!」を一緒に喜ぶ

苦手なことを責めるよりも、得意なことや頑張れたことを見つけて、一緒に喜ぶことが大事です。

③ 「困ったら助けを呼んでいい」と伝える

がんばりすぎてしまう子も多いから、困ったときには「助けて」が言える雰囲気をつくってあげるのがポイントです。

④ その子なりのペースを大切にする

「他の子と比べない」「昨日の自分より少しでも成長できたらOK!」そんな気持ちで見守ることが、子どもの自信になります。


最後に

グレーゾーンは「診断がないから支援もいらない」わけではありません。
ちょっとしたサポートと理解があるだけで、ぐんぐん成長する力を持った子たちです。

私もまだまだ毎日、エイトくんと一緒に学びながら試行錯誤しています。
このブログが、同じように子育てを頑張るパパママたちの参考になったらうれしいです!

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