こんにちは、エイトくんのパパです。
先日、ネットでとても気になる研究記事を見つけました。
「たった2分間の動画を見るだけで、ASD(自閉スペクトラム症)のサインがわかるかもしれない」
そんな内容だったんです。
正直、「え、ほんとに!?」と思いましたが、読んでみると、すごく希望のある内容でした。
実際に子育てをしていると、「この子は他の子とちょっと違うかも…」と思っても、
何が“普通”で、何が“特性”なのか、判断に迷うことがたくさんあります。
特に言葉が出る前の時期は、見た目ではわかりづらい。
そんなときに、“目の動き”からASDの可能性を察知できるって、すごく心強いと思いました。
📘 早稲田大学の研究:動画を見るだけでASDの兆候が?
この研究を行ったのは、早稲田大学の大森幹真(おおもり もとまさ)准教授。
実験内容:
- 予測しやすい動き(図形をなぞる)を映した動画
- ランダムで予測しづらい動きをする動画
- 子どもに2つの動画を同時に見せ、どちらを長く見るかを測定
ASD傾向のある子どもたちは、動画の後半になると「予測できる動き」をより長く見つめる傾向があったそうです。
そしてこの傾向は、保護者が感じていたASDの特徴とも一致していたとのこと。
🔍 言葉が出ない時期でも「目」で気づける希望
わたしがこの研究を見て一番感動したのは、
言葉がまだ出ていない段階の子どもでも、ASDのサインに気づける可能性があるということです。
エイトくんも、3歳頃までは言葉があまり出ていませんでした。
でも、そのときに「なんか他の子と違うかも」と感じてはいたんです。
この研究のように、短時間で、しかも客観的にサインが見えるなら、
「早く動いてもいいんだ」と思える親御さんも増えるはずです。
それに、子どもの“特性”を知ることは、その子を否定することではありません。
むしろ、「どう関わっていくか」のヒントを得られる、やさしい気づきなのだと、わたしは思います。
👶 小さいうちから療育を始めた方がいい理由
うちのエイトくんも、4歳のころからことばの療育を始めました。
最初は週1回の通所から。そこで「やりとり」「待つ力」「気持ちの表現」など、少しずつ学びました。
小さいころは「できないこと」ばかり目について、つい焦ってしまうものです。
でも、「できること」に目を向けたら、親も子もラクになります。
そして、それが本人の自信にもつながっていくんです。
最近では、エイトくんも学校の支援の先生と一緒に、
「おともだちに声をかけてみる作戦」を考えるようになりました。
たとえ小さな一歩でも、「できた!」という経験を積むことが、なによりの成長だと思っています。
🌱 まとめ:2分で見えてくる未来がある
✔ 2分間の動画で、“目の動き”からヒントが得られる
✔ 言葉が出ていなくてもOK、親にも子にもやさしい
✔ 「迷ったら、まず相談」 それが大きな一歩になる
「この子らしさ」を守るためにも、ちょっと気になるなと思ったら、誰かに相談してみてほしい。
その一歩が、子ども自身のラクさや笑顔につながるはずです。
きっと将来、子ども自身が「わたしの個性、これでよかったんだ」と思える日がくるはず。
その日を信じて、今できることを少しずつやっていきましょう。
これからも、同じように悩むパパママの力になれるような情報を発信していきます。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。